全ての企業で重要になってきた「ネット炎上」対策について その13

従業員が問題を起こしたにもかかわらず、炎上が広がらずに済んだケースもあります。例えば、洋品店にアイドルグループが買い物に来ていたことを女性店員がTwitterで暴露したケースについては、それを見たユーザーから会社に数件の指摘があったものの、会社は本人に事実確認の上、ツイートの削除を求め、すぐに自社のホームページに謝罪文を掲出したことにより炎上には至りませんでした。この会社にはもともとSNS利用におけるガイドラインがあり、それに従って行動したことが炎上防止につながったのです。

このように、万一不祥事が発生した時のための初動を含めた行動指針を記したガイドラインがあらかじめ作成されていると迅速に対応できますし、炎上に至らずに済むケースが多いのでこれらを作成しておくことは企業を守る上でとても重要です。