全ての企業で重要になってきた「ネット炎上」対策について その12

さらには某テレビ局の海外支局長が誤って不適切な画像を記者向けの公式なLINEグループに投稿したとして問題になったケースもありますが、SNSはその性格上
多くの人と常につながっているので、自分の行動や発言が必然的に多くの人の目に触れることをきちんと理解して使用しなければなりません。

一度炎上が広がってしまうと、その不祥事が瞬く間に多くの人の目に触れることになりますので、企業としては炎上させる前に短時間で鎮火させることが極めて重要です。

実際に発生した事例でも、企業が初動を誤ったことによって炎上を発生させたケースがあります。あるうどんチェーン店の例では、食事をした客がざるの裏側にカビが生えているのを発見してそのことをチェーン店本部に報告したようですが、約1か月にわたって放置されたため、業を煮やしてFacebook上に写真を掲載したことにより炎上が発生したと言われています。